こんにちは。鹿嶋3年目・2022年度下津海水浴場の監視長を務めさせていただきました、有田蓮泉です。2022年度最終日のブログを担当いたします。

まずは、鹿嶋ライフガードチームのブログを見てくださり、ありがとうございます。

私たちが監視活動を行なっている、下津海水浴場・平井海水浴場はともに、本日、海水浴場開設最終日を迎えました。

3年ぶりの海水浴場開設にも関わらず、大きな事故なく海水浴場を終えられたのは、開設にあたって携わってくださった地域のみなさま、私たちの声掛けにご協力いただいたお客さま、監視活動を両浜にて全力でやり遂げてくれた、先輩方・後輩たち・同期のおかげだと思います。非常に感謝しております。

さて、今年度の下津海水浴場では「ステキな挨拶」を毎日のtodoとしていました。

これは、お客さまからいただいた声から生まれたtodoです。

監視期間が始まった頃、監視活動の経験がなかった1・2・3年目は、「事故を起こしてはいけない」という気持ちから、監視業務をこなすということだけで精一杯でした。

しかし、ある日お客さまから、

「この海水浴場はギクシャクしてるね」

という声をいただきました。

正直ショックでしたが、そのお客さまからいただいた声のおかげで、気付きました。

「私たちはお客さまが楽しめる環境を作る団体だ」と。

そこで、毎日のtodoの1つに「ステキな挨拶」を加え、ガードメンバーに毎日協力してもらいました。最終日の今では、その時よりは、お客さまから見て、素敵だと思えるような海水浴場を作れているのではないかと考えています。

これからも、お客さまの声とともに作っていけるライフガードチームでありたい所存です。

そして、きっともうみんなは、海水浴場が終わっても、毎日私から言われなくても、「ステキな挨拶」が出来る人になっていると思います。これからも続けよう。これからも精進しよう。

これからも鹿嶋ライフガードチームをよろしくお願いします。

さて、ここからは、私が選んだ海水浴場のオープニングテーマとエンディングテーマの曲について綴ります。

   僕は今 さがしはじめた 

   水しぶきあげて 果てしなく続く世界へ

これは私が海水浴場のオープニングテーマとして使わせていただいた、ザ・ベイビースターズの「ヒカリヘ」の歌詞です。

昨年2021年の11月、新体制になったとき、10ヶ月の監視長期間は、ただ果てしなく続く世界でした。ただ漠然とした「無事故」という目標のために、頑張りたいという気持ちしかなかったです。

   溢れ出す情熱を胸に どこまでも行くよ

   まだ見ぬヒカリ 求め

でも、「先輩方が繋いできた無事故をつなぎたい」その一心で全力で考え抜き、自分が出来る最大限を尽くしました。この曲の歌詞はまるで私の1年間を表しているようです。

   奇跡のドアを開けるのは誰?

   微笑みよ もう一度だけ

   君は気付くでしょうか?

   その鍵はもう

   君の手のひらの上に

これはエンディング。桑田佳祐「明日晴れるかな」

夏前、無事故という目標は、莫大で、遠くて、手の届かないところにあるものでした。無事故って、奇跡が起きないと無理なのではないかと感じていました。

でも、この奇跡のドアの鍵は、知らないうちに私の手にあったみたいです。

   Oh, baby. No, maybe.

   「愛」失くして「情」も無い?

   嘆くようなフリ

   残るのは後悔だけ!!

   Oh, baby. Smile baby.

   その生命は永遠じゃない

その生命、つまりチーフ期間も永遠ではない。嘆くようなフリをしても、どんなに辛くても、失敗しても、言い訳しても、それらをせずに頑張っても、チーフ期間の終わりは決まって来る。

後の自分に残るものが後悔なのか、成功なのか、全ては私に決定権があるとこの歌に思わせられました。

まるで、この夏を、今日の日を、表しているかのような歌でした。

というか、この夏はこういう夏にしたいという希望だったのかもしれません(笑)

次の監視長を誰がやるかはまだ決まっていないと思うけど、決定権は自分にあるという気持ちを胸に、頑張ってほしいなと思います。

私が感じたこの気持ちを伝えることで、少しでもこれからチーフになる後輩たちのためになってくれればなと思っています。

最後に、チームのみんなへ、

いっぱい厳しくしてごめん。

たった3ヶ月か、1年くらい早く鹿嶋に所属しただけで、一個下の分際で、

たくさん厳しくしました。

たくさん迷惑かけました。

腹立つとも、意味分からんとも、言われました。

人間の心がないのではないかと言われたこともありました。

それでも、一緒に笑ってくれて、一緒にいてくれて嬉しかったです。

鹿嶋に行くことが嫌な時もあったけど、

鹿嶋のことを考えるのが辛いときもあったけど、

結局は、みんなと過ごす時間に、たくさん支えてもらいました。

みんなのせいで、結局私は、鹿嶋ライフガードチームが好きなんだなと、悔しいくらい、思わされました。

来年以降も、私が大好きなこのチームでよろしくね。

私の下で動いてくれて、頑張ってくれて本当にありがとう。

1年間ありがとうございました。幸せでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

2022年度の鹿嶋ライフガードチームの夏はこれにて終了となります。これからも、ステキな挨拶とともにいられるチームでありたいと思います。よろしくお願いします。

来年の最終日も、晴れるかな♪